ラ・カンパーニュホテル深川 新型コロナウイルス対応ガイドライン
1 具体的な感染防止対策
(1)留意すべき基本原則と各エリア・場面の共通事項
①留意すべき基本原則
・従業員と宿泊客及び宿泊客同士の接触をできるだけ避け、対人距離を確保(最低1mできるだけ2mを目安に)する
・感染防止のための宿泊客の整理(チェックイン・アウト時に密にならないように対応。)
・ロビー、レストラン、宴会場等、多くの利用客が同時に利用する場所での感染防止
・入口及び施設内の手指の消毒設備の設置
・マスクの着用(従業員及び宿泊者・入館者に対する周知)
・施設及び客室の換気
・施設内の定期的な消毒
・従業員の毎日の体温測定・健康チェック
②各エリア・場面の共通事項
・他人と共用する物品や手が頻繁に触れる箇所を工夫して最低限にする
・複数の人の手が触れる場所は定期的に消毒する
・手や口が触れるようなもの(コップ、箸など)は、適切に洗浄及び消毒する又は使い捨てにするなど特段の対応を図る
・人と人が対面する場所は、距離を保つ又はアクリル板・透明ビニールカーテンなど飛沫感染を防止する
・ユニフォームや衣類はこまめに洗濯する
・手洗いや手指消毒の徹底を図る
・利用客や従業員がいつでも使えるようにアルコール液を施設内に設置
・利用客・従業員の中に無症状感染者がいる可能性があることを踏まえて、感染防止策を取る
(2)エリアごとでの留意点
①入館時(ロビー等)
・新型コロナウイルスに関しては、発症していない人からの感染もあると考えられるが、発熱・軽度であっても咳・咽頭痛、倦怠感などの症状がある人は申し出るように呼びかける。宿泊客から申し出があった場合は、同意を得た上で、速やかに保健所(接触者相談センター)へ連絡し、その指示に従う
・なお、万が一感染が発生した場合に備えて、個人情報の取扱に十分注意しながら、宿泊客等の名簿を適正に管理する
・入口及びロビー内に手指の消毒設備を設置する
・入館の際に手指の消毒を依頼する
②チェックイン
(チェックイン待ち)
・間隔を空けた待ち位置の表示など、宿泊者同士の距離を保つ
(チェックイン手続)
・フロントデスクは宿泊客との距離を保つ又はアクリル板・透明ビニールカーテンなどを設置する
・クレジットカード、パスポート、紙幣・硬貨の取扱い留意
・スーツケースやバッグ(手で持つ部分)の取扱い留意
・クローク、預かり札の取扱注意
(宿泊カードの記入)
・フロントデスク、筆記用具等の頻繁な清拭消毒等
(館内・客室案内)
・従業員による説明ではなく、文書の配布等を導入
(ルームキー、キーカードの受渡し)
・返却されたルームキー・キーカードの消毒徹底
(団体旅行や修学旅行の受入時の対応)
・チェックイン時は代表者がまとめてチェックインを行い、ツアー参加者は一つの場所に固まらず、分散して待機するよう要請する
③エレベーター
(ボタンの操作)
・エレベーター内の押しボタンの頻繁な清拭消毒
(他の宿泊客との同乗)
・重量センサーの調整(少ない人数でブザーが鳴る)
・エレベーター内が過密状態にならないように乗車人数を制限
④客室
(部屋のドアの開閉)
・ドアノブの清拭消毒
(部屋の設備(※)への接触)
・客室清掃時に、消毒剤(洗浄剤・漂白剤等)を使って表面を清拭
※テレビ・空調のリモコン、金庫、照明スイッチ、スタンド、テーブル、イス、引き出し、冷蔵庫、電話機、トイレ、水栓等
(部屋の備品(※)への接触)
・コップ、湯飲み等は消毒済みのものと交換。使用済みアメニティは廃棄等
※ドライヤー、ケトル等
(換気)
・一定時間ごとに客室の窓を開けての換気を要請
(家族等普段生活している人以外との相部屋)
・同居者以外との相部屋の場合、相手の同意を得ることとに留意
・また、団体旅行や修学旅行の場合、ツアー出発前に参加者への確認を行うことを要請
⑤チェックアウト
(チェックアウトの待ち列)
・カード決済による非対面チェックアウトの手続き
(ルームキーの返却)
・フロントスタッフの手指消毒、返却後のキーの消毒
(宿泊料金の支払い)
・フロントデスク上にアクリル板等を設置する、カード決済による非対面チェックアウト手続き
⑥清掃等の作業
(ベッドメイク)
・マスクを着用し、使用後のリネン類は、回収後に人が触れないように密閉保管
(客室清掃)
・清掃時のマスク・使い捨て手袋の着用
・使用済みタオルは、回収後に人が触れないように密閉保管
・ゴミはビニール袋で密封して処理
・浴室内の設備・備品を清拭消毒
・清掃時に換気し、完全に空気を入れ替える
・バスタブ、シャワーの取手等の消毒の徹底
(館内清掃)
・市販されている界面活性剤含有の洗浄剤や漂白剤を用いて清掃する
・通常の清掃後に、不特定多数が触れる環境表面を、始業前、始業後に清拭消毒することが重要であり、ドアノブやエレベーターのボタン、階段の手すり、フロントデスク、ロビー内の家具、供用パソコンなどは、定期的にアルコール液で拭く
・手が触れることのない床や壁は、通常の清掃で良い
・自動販売機は自販機ボタン、取り出し口の頻繁な清拭消毒
⑦トイレ(※感染リスクが比較的高いと考えられるため留意する)
・便器内は、通常の清掃で良い
・トイレの蓋を閉めてから汚物を流すように表示する
・ペーパータオルを設置する
・トイレットペーパーホルダー、水栓レバー、便座、蛇口の消毒
・ハンドドライヤーは止め、共通のタオルは禁止する
・常時換気をオンにしておくなど換気に留意する
⑧従業員の休憩スペース(※感染リスクが比較的高いと考えられるため留意する)
・使用する者はマスク着用
・一度に休憩する人数を減らし、対面での食事や会話をしないようにする
・休憩スペースは、常時換気することに努める
・共有する物品(テーブル、いす等)は定期的に消毒する
・従業員が使用する際は、入退室の前後に手洗いをする
⑨宴会場
(宴会・会食)
・参加人数、滞在時間の制限、席の間隔に留意
・従業員のマスク着用
・利用客に食事開始までマスク着用を要請
・発熱・咳、かぜ症状のある人は入場遠慮を要請
・入場時、手洗い、手指消毒の徹底
・テーブル、いす等は開始前、宴会終了後の消毒徹底
・横並び着席の推奨(座席レイアウトの変更)
・宴会場の換気
・お酌や盃の回し飲みは控えるよう要請
・自席で食事中以外(テーブル間の通行や移動等)マスク着用を要請
・従業員と利用客の接触を極力減らす(従業員からの料理説明をメモに変更等)
・個人盛りに極力変更、従業員が取り分け等
・マイク等備品等の消毒
(従業員の料理提供)
・盛り付け担当の衛生管理徹底
・従業員の衛生管理徹底
・下膳と同時に料理提供をしない等
(食べ終わった食器類の下膳)
・下膳作業後の手洗い、手指消毒の徹底
(ドリンクサーバーでの飲み物提供)
・レバーやピッチャー等の持ち手の清拭消毒
⑩喫煙室
・一度に入室できる定員を表示、注意喚起
<宿泊者の感染疑いの際の対応>
・万一、発熱や呼吸困難、倦怠感など、感染の疑われる宿泊客がいる場合、客室内で待機し、マスク着用をお願いし、外に出ないようにお願いする(同行者も同様)
・事前に他の宿泊客と区分して待機する部屋等を決めておく
・食事も客室にお届けし他の宿泊客との接触を避ける。その宿泊客と対応するスタッフも限定する。対応時にはマスクを着用する
・保健所の「帰国者・接触者相談センター」に連絡し、感染の疑いのある宿泊者の状況や症状を伝え、その後は保健所からの指示に従う
・当日の宿泊者名簿を確認し、保健所への提出に備える
・館内の他の宿泊客への情報提供は、保健所の指示に従う